トランプゲームの「ブラックジャック」をどこよりも分かりやすく解説していきますね。
カジノでも人気の高いブラックジャックは、シンプルなゲーム性と還元率の高さが売りです。それゆえに、カジノによっては多少のルールの違いが見られます。
とは言っても、ゲームのルールは単純なので大まかなルールを覚えておきましょう。
それではどうぞ!
Contents
30秒で分かるブラックジャックの基本ルール
他のトランプゲームとは違い、ディーラーとプレイヤーの1対1の勝負になります。
トランプからジョーカーを除き全部で52枚のカードを使います。
A(エース)は1か11として数え、絵札カード(J、Q、K)は10として数えます。
難しいことは何もありません。
では更に詳しい解説に進んでいきます。
ブラックジャックの勝敗ルール
当然ですがブラックジャックには【勝ち】【負け】【引き分け】の3種類があります。
勝つ条件
配布されたカードの合計数が21を超えずにより21に近い役(ハンド)を作った方が勝ちます。
ブラックジャックで勝つとは、ディーラーに勝つことです。
同じテーブルの他のプレーヤーと心理戦を繰り広げる必要もなく、目の前のディーラーとの勝負だけです。
負ける条件
配布されたカードの合計数が21を超えると負けになります。
21を超えることをバーストと言い、もしプレーヤーとディーラーの両方がバーストした場合、プレーヤーの方が負けとなります。
また、3枚のカードで21を作るよりも、2枚のカードで21になった方が優遇されます。例えば、プレーヤーが「A・4・6=21」ディーラーが「A・Q=21」の場合はプレーヤーの負けです。
引き分ける条件
プレーヤーとディーラーの役(ハンド)が同じ点数になれば、引き分けになります。
ディーラーだけのルールが3つ存在する
ブラックジャックで勝利するには、ディーラーだけの特殊なルールを遊技前に把握しておく必要があります。
これは絶対に確認しておいてくださいね!
ディーラーのルール①.17以上になるまでヒットし続ける
ディーラーは手持ちのカードが17以上になるまで、ヒット(カードの追加)し続けなければいけません。
合計数が15や16などでは、スタンド(カードの追加をストップ)出来ません。
ディーラーのルール②.17以上になったらスタンドする
ディーラーは手持ちのカードが17以上になったら、スタンド(カードの追加をストップ)しなくてはいけません。
合計数が17や18であれば、追加でカードを引けないのです。
ディーラーのルール③.配布された2枚のカードのうち1枚は公開する
ブラックジャックでは最初にディーラーとプレーヤーに2枚づつカードが配られます。
その時にディーラーは、2枚のうち1枚をアップカード(表向きカード)として公開しなくてはいけません。
プレーヤーは公開する必要はない事から、他のトランプゲームとは違い、ブラックジャックは勝ちやすいトランプゲームだと言えます。
プレーヤーの基本ルール
ブラックジャックではプレーヤーは基本的にヒットかスタンドの2つのアクションを行います。
ヒットとは?
ヒットとは、手持ちのカード(ハンド)に更に1枚のカードを追加することです。
出来るだけ21に近い数字になるまでヒットし続けることになります。
ただ、バースト(21を超える)する可能性もあるので、手持ちの合計数やディーラーのアップカードを見ながら慎重にヒットすることが求められます。
スタンドとは?
スタンドとは、カードの追加をストップし、持っている手持ちのカード(ハンド)だけで勝負することです。
スタンドする利点は、自らがバーストを回避することと、ディーラーがバーストした際に勝利出来ることです。
プレーヤーの特殊ルール
基本的な2つのルール以外にも、ブラックジャックでは特殊なルールがあります。
このルールを覚えることで、負け額を減らすことも、勝ち額を増やすことも出来ます。
ダブルダウン
ブラックジャックでは最初にお金を賭けますが、その賭けている金額を更に倍にして3枚目のカードを引くことをダブルダウンと言います。
ダブルダウンをすると、それ以上はカードを引くことが出来なくなります。
勝率が高い場合などに高配当を狙ってタイミングよく賭けていくようにしていきましょう。
スプリット
スプリットとは、最初に配布された2枚のカードが同じだった場合に、2枚のカードを分割し、それぞれのハンドに対して追加でカードを引くことです。
スプリットをする場合は、それぞれのハンドに同額の掛け金が必要になってきます。
2つのハンドで勝利すれば2倍の配当があり、2つとも負ければ2倍損することに…。
サレンダー
サレンダーとは、最初に2枚のカードが配布された段階で、プレイヤーが自ら負けを認めることを言います。
サレンダーした場合、賭けた金額の半分が戻ってきます。2枚のカードを引いた時点で、弱いハンドだった場合に損切り出来るルールです。
インシュランス
ディーラーに配られた1枚目のカード(表向き)がAだった場合、ブラックジャック(21)になる可能性があります。
ブラックジャックになるるかどうかを最初の掛け金の半分で賭けをすることを、インシュランス(保険)と呼びます。
インシュランスを見事的中させると、掛け金の2倍の配当があります。もしゲームで負けても、インシュランスを的中させれば±0になります。
ゲームでもインシュランスでも駄目だった場合には大きな損失を被るので、そこは注意が必要です。
イーブンマネー
インシュランスに似ているルールに、イーブンマネーというものがあります。
ディーラーに配布された1枚目のカードがA、プレーヤーがブラックジャック(21)の2つの条件を満たすと宣言できるルールです。
ブラックジャックではプレーヤー、ディーラー双方が21だった場合は引き分けになります。
しかし、2つの条件を満たしていてイーブンマネーを宣言すると、宣言した瞬間に配当の2倍が受け取れます。
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特殊ルールのあるブラックジャック
ブラックジャックには特殊なルールが存在する特殊なブラックジャックがあります。
よく使うのでこちらも覚えておいてくださいね。
スイッチ
「ブラックジャックスイッチ」や「ブラックジャックスワップ」などではスイッチと呼ばれるルールがあります。
プレイヤーは2ハンドでプレイします。
それぞれ2枚目のカードをスイッチ(交換)し、ブラックジャック(21)や有利なハンドを成立させていきます。
高配当ルール
「スパニッシュブラックジャック」には通常のブラックジャックにはない高配当のルールがあります。
1.5倍 | 5枚のカードで21 |
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2倍 | 6枚のカードで21 |
3倍 | 7枚以上のカードで21 |
1.5倍 | 「6・7・8・」「7・7・7」で21 |
2倍 | 「6・7・8・」「7・7・7」で同種札 |
3倍 | 「6・7・8・」「7・7・7」で全てスペード |
50倍 | 同種札「7・7・7」でディーラーのアップカードが7 |
このように、ブラックジャックには色々種類があり、特殊なルールが存在します。特殊なルールも覚えておくと、さらにブラックジャックで勝ちやすくなりますよ。
他のギャンブルについては、ギャンブルの種類と還元率 をご覧ください。
まとめ
ブラックジャックの基本ルールはとてもシンプルです。
初心者でも取っ付きやすく、しかもプレーヤーに有利なルールが多くあります。まずは基本を押さえていきましょう。
その上で特殊なルールに慣れていけば決して難しいことなんてありませんよ!