ギャンブル依存で苦しんでいるのは何も、本人だけではありません。
- 息子がギャンブルにハマっている…
- 夫が家族をほったらかしでギャンブルに…
- 父親がギャンブルで借金を作り両親が離婚…
様々なケースが想定されますが、周囲の家族だって同じように苦しんでいます。ギャンブルをしている本人の苦しみを考えると、居ても立ってもいられない気持ちで一杯なのです。
借金して返済出来ずに困っている姿…。それを見て、放ってはおけないと思うのが家族の良さでもあり悪いところでもあります。
しかし、どうすれば本人が立ち直ってくれるのか、一緒に暮らす家族でも分からず戸惑います。
ギャンブル依存で苦しむ本人とその家族の関わり方をご紹介します。
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「家族の接し方」温かく見守ることがギャンブル依存者を立ち直らせる鍵になる
もし家族の誰かがギャンブルにハマっていた時、あなたならどうしますか?
「家族だからちゃんと話せば分かってもらえる…」
なんて思っていませんか?
ギャンブル依存者への対処方法を一歩間違えれば、元の家族には戻れず崩壊していきます。家族は依存者へどのように関わるのがベストなのでしょうか?
【ポイント①】負けて落ち着いたタイミングで話しかける
まず、依存者が今まさにギャンブルをしようとしている時、ギャンブルをしている時に話をかけても、残念なことに聞く耳を持ってはくれません。
「なんでギャンブルなんてするの?やめてくれない?」
そんなことを言っても何の効果も期待できません。むしろ逆効果です。
ギャンブルで勝っている時なら尚更です。ギャンブルで負けている時もカァーッと熱くなっています。こんな時に話をかけても、相手にされないのが落ちです。
そして、依存者は日常的にギャンブルにのめり込み、お金が底をつくまでやり続けます。そして負けてお金がなくなると、本人は何もやる気が起きず塞ぎこんでしまいます。
本人がギャンブルに打ちのめされた正にその時が、最も家族の話を聞いてくれる時なのです。
ギャンブルを一時的にやめて、冷静になっている時を狙って本人に話をしていくといいでしょう。
「ギャンブルは勝っている時は楽しいけど負けるととても後悔するよね?他のことに時間を使った方が良いかもよ」
「まぁ確かにそうだよね…」
ギャンブル依存者本人も、負けている時はやめた方がいいと考え反省もします。決して血がのぼっている時に話をかけないことです。
【ポイント②】説教しないこと、強制しないこと
もう一つ依存者への接し方で注意しなければいけないことがあります。
それは、間違っても説教をしたり、強制的にギャンブルをやめさせることをやってはいけません。さらに、相手を頭から否定することもしてはいけない行為です。
人間否定されると相手を敵対視するからです。家族に逆上し、逆恨みされることだって十分あり得る話です。
感情的に物事を伝えても相手は聞こうとはしてくれませんし、強制的にギャンブルをやめさせようとしてもそんなことでやめられる単純な性質のものではありません。
コミュニケーションを円滑に取るにはお互い冷静になる必要があります。
「安月給なのにギャンブルなんてやって、離婚したいの?」
「高給取りじゃなくて悪かったな。そんなに嫌なら離婚してやるよ。」
これはギャンブル狂の夫と家庭を守る妻のよくあるシチュエーションですね。
人間誰しも欠点を指摘されれば反抗したくもなります。お互いの良い部分を認めた上で、悪いところをそっと教えてあげることが大切です。
特にあまり仕事もせずにギャンブルにのめり込んでいる依存者にとって、頭ごなしに説教されることは苦痛でなりません。本当は仕事をしないといけない…と、心の底では思っているはずです。
労働意欲を失ったギャンブル依存者の実話のように、ギャンブルだけにハマってしまうと、仕事に身が入りません。
とにかく何でもいいので、仕事をやり続けることが依存から立ち直るための一歩になります。
ただ、ギャンブル依存者のリアルな就職活動でも分かるように、どうしても条件の良い仕事を探しがちです。
これは誰にでも当てはまることですが、最初はアルバイトから始めるなど仕事を探すハードルを下げることが大事になってきます。最初から一生働ける職場を探すとなると、精神的な負担は計り知れません。
これはぜひ覚えておいてくださいね。
【ポイント③】ギャンブルをやめた後のことを考えてあげる
依存者もやめれるものならギャンブルをやめたいと思っています。
しかし、そのきっかけもなくやめた所で何の楽しみもないのなら、やめる意味があるのかさえ分からなくなります。
「ギャンブルが生き甲斐なんだよ。やめたら生きている意味なんてない…」
そうなんです。ギャンブルを例えやめたとしても、その先のこと、将来のことがボンヤリしています。将来何かやりたいわけでもなく、目標を持って生きているわけでもない。そんな人はごまんといます。
「それだったら、お金が続く限りギャンブルを楽しみたい…」
そう思うのが自然なことです。ギャンブルで勝てた時の快感は、日常では味わえないものだからです。
なので、依存者への家族の関わり方としては、将来の目標を一緒に考えてやることも大事になってきます。
今更、何かやってみたいことがある依存者は、確かに少ないかもしれません。目標を持つと言われてもいまいちピンと来ない人も多いかもしれません。
でもやっぱり、一緒になって考えてくれる人がいるだけでギャンブル依存者は心が癒されます。同じ目線で話をしてくれる人がいるだけで救われます。明確な答えが出なくても、それはそれで問題はないのです。
「ギャンブルをやめて、一緒に何か資格取得でも目指さない?」
「お金貯めて、一緒に旅行にでも行こうよ♪」
今の行動パターンを変えるだけでも、依存者にとっては大きな前進です。そのきっかけを作ってあげることも家族の大事な役割なのです。
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ギャンブル依存者の家族の悲惨な現実
ギャンブルの被害者は、決して本人だけではありません。家族もまた、悲惨な被害を受けているのです。
【悲惨なケース①】家族のお金がむしり取られる
ギャンブルはお金があればあるだけ使ってしまいがちです。
「〇〇円あればギャンブルに事足りる」なんてことはないのです。
一度依存症になれば、多くは金欠に陥ります。そしてそれでもギャンブルがしたくなったら、身近な家族に金銭的に頼るようになります。
「ごめん、必ず給料日に返すからお金、貸してくれないかぁ…」
「絶対返すって約束だよ」
「うん、わかった」
数日後…
「ごめん、また貸してくれないかなぁ…。」
「また?」
「うん、どうしても必要で」
ギャンブル依存者は底なしです。嘘を付いてでもギャンブルをやる為のお金を求めてきます。無制限にお金を貸してあげればあるほど、依存は悪化していきます。しかも徐々に家族までもが金銭的な困窮に陥っていきます。
共倒れする家族も少なくないのです。
【悲惨なケース②】ギャンブルへの執着と暴力
なぜそこまでギャンブルにお金を注ぎ込むのでしょうか?
一度に大金を手にする体験をすると、脳内麻薬がドバドバ出てきてその記憶は一生涯、脳裏に焼き付いて離れません。例えギャンブルで負けていたとしてもです。
「負けているけど、まだまだ逆転できる…」
「今からが本当の勝負…」
しかしあえなく撃沈…。
お金が無くなるとまた家族に頼り、家族が援助してくれないと凶暴化していきます。時には暴力をふるったり、お金を奪っていったりと家族はとんでもない光景を目の当たりにするのです。
「なんでそこまでしてギャンブルをしてしまうの?」
ギャンブル依存者の気持ちは、依存になったことがある人でないと理解に苦しみます。
それと同時に、依存者は常に家族との距離を感じています。その距離を縮められるかどうかが依存を改善できるか?悪化させるか?を左右します。
【悲惨なケース③】家族との縁切り、離婚問題
依存者に対して家族がどう向き合えばいいのか?実際に当事者になると分からなくなるものです。
公的な相談窓口で相談しても「ありきたりな回答しかもらえなかった…」そんな声も耳にします。
なぜなら、ギャンブル依存の家族の対応には明確な答えがあるわけじゃないからです。
「もうどうしていいのか…」
「家族なんだから、しっかりと話し合ってみてください。また何かありましたらご連絡ください」
公的窓口の人が親身になって対応してくれていないわけではありません。公人がいくら対応したとして、依存者の家族は不親切だと感じてしまうこともあります。
家族は誰にも相談できなくなり、孤独に決断を下すことになります。
「もう今後一切、私たちに関わらないで」
このように、時には家族の縁を切ることだってあります。離婚にまで発展することだってあります。それが明確な答えだとははっきりと言えませんが、もうそうするしか方法が思いつかなかないのです。
依存者と一定の距離をおくことは、家族も依存者も冷静になる上で良い方法ではあります。しかし、一度離れた家族がもう一度一緒になることは稀なケースです。
哀しいことに、離れた心はもう二度と戻らないのです…。
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「ギャンブル依存症を理解しよう」家族に嘘をつくのが当たり前
ギャンブル依存症の家族が依存者と関わる時には、依存というものを理解しておく必要があります。
ギャンブル依存者は、必ずウソを付きます。
ギャンブルをしていることを家族には言えず、隠れてギャンブルをしているのです。
そして、お金がなくなると家族にお金を求め、それが出来ないと今度は、金融屋に借金をします。その借金のことも隠してギャンブルをやり続けていきます。
多くの依存者は家族に嘘を付き、気付いた時にはもうどうしようもない状況に…そういったことも珍しくはありません。
依存者の行動を家族は理解しておくべきなのです。
ギャンブル依存は本人の意思だけでは克服困難
本人が依存だと気付いていないケースもあります。
本人が自覚して依存を治そうと努力していることもあります。
いづれにせよ、ギャンブル依存は、本人の意志や理性だけでは克服するのは非常に困難です。依存を治そうとしている過程で、逆にぶり返し、以前よりも依存が増すことだって当然考えられます。
その時必要なのが「家族の支え」です。
ギャンブル依存はお金では解決出来ない
家族が金銭的な援助をすることが依存克服に繋がるとも限りません。
むしろ、全面的にバックアップすることで「返って家族に頼り過ぎて依存が悪化する」そんなケースも少なくありません。
決して依存問題は、お金で解決できる問題ではなく色々試行錯誤が必要になってきます。
例えお金を援助するにしても、一部にとどめ、本人にお金を管理させることが大切です。
「他人にお金の管理を任せる」のも、依存を克服する方法の一つです。ただ、結果的にそれはあまり意味を成しません。一時的に改善されたとしても根本的な解決にはならないからです。
家族とは言え、所詮は他人です。本人のことを全て管理するなんてことは、絶対に無理なことです。
であれば、静観し温かく見守る勇気も必要です。ほったらかしではありませんよ!陰ながら支えていくのです。
時には厳しいと思われるかもしれませんが、家族の優しさが身に染みてわかってもらえる時が必ずやってくるものです。
目先の優しさなんてそんなものは必要ないのです。
依存は治らないと諦めたら一生変わらない
一般的に、ギャンブル依存は“治らない”、“完治しない” と言われています。
確かにそれは脳科学的にもしっかりと証明されている事実です。
しかし、だからと言って、何もしないで良いわけはありませんよね?最初っから諦めていたら治るものも治りません。
本人も家族もギャンブル依存で苦しみ、いつ終わるか分からない絶望と闘っています。しかし希望を捨ててはいけません。治ると信じて、出来得ることは根気よく全て行っていく姿勢が何より大切です。
言い方を変えれば、依存に寄り添っていく姿勢です。
諦めなければ、ある一定の結果は出せるはずです。少しでも前進できれば、あとはその一歩を増やしていってください。
家族が諦めさえしなければ、依存者はいづれ立ち直る時が必ず来ますよ。それまでに家族の心が折れないようにしっかりとケアすることが大切です。
カウンセリング等をこれまで受けたことがない人は、まずは占いなどを利用するのもいいでしょう。
家族がどう接するのがベストなのか?カウンセラーとは違い占いの良いところは、未来を見据え最適なアドバイスがもらえる点です。一つおすすめなところをご紹介すると、電話占い【ココナラ】 です。
占いの料金設定も良心的で、色んな占い師を選べて自分にあったものを選べます。電話で話したくないなら、メールでも出来ますよ。
いづれにせよ、家族の支えなくして依存者は救われないことだけは決して忘れないでくださいね。
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