自分でもわかっているはずです…これ以上突っ込んだところでもうお金は返ってこないと…。
それでもイライラする気持ちを抑えることができないんですよね…。
ギャンブルで負けている時と言うのは、脳が冷静さを失っています。もう少しだけお金を使えば取り戻せるんじゃないか?と夢を見ます。本当にバカですよね…。
ただ残念ながら、そういう時に限ってついてないというか、全く持って運も味方してくれません。お金は追いかければ追いかけるほど逃げていくものです。
では、負けている時のイライラをどのような方向に持っていけば良いのでしょうか?
ここではギャンブルで負けている時に、どのように気持ちを切り替え、どのような行動を心掛けるのがベストなのか?そのやり方をご紹介します。
Contents
ギャンブルの危険性。負けている時が最も危ない!って本当?
ギャンブルは勝つ時もあれば負ける時もあります。それがギャンブルというものです。
そして、ギャンブルで勝ってる時はそれ程心配はいりませんが、負けている時は特に注意が必要です。
カッとなると歯止めが利かなくなるのがギャンブル依存症
なぜなら、人間の心理として負けている状況から早く脱したい…失ったお金を早く取り戻さないと…って考え、無理にお金を使い更なる負債に繋がってしまうからです。金銭的に余裕がない人ほど負債はどんどん加速します。
そうなると、どんなに足掻いたところで、お金を取り戻すことは不可能。百歩譲って貯蓄から使う分にはまだ良しとしても、借金してでも取り返しにかかる姿勢はギャンブル依存そのものです。
しかし一方で、一日の投資額を一定に保ち、それで負けたら諦める。勝ててる時は勝ち逃げする。そのような人は、トータルではプラス収支になっていることも珍しいことではありません。
要するにメリハリをつけることが出来ればギャンブルは決して危険ではなく、むしろ人生を楽しくしてくれるちょっとしたスパイスになります。それが出来ない人にとってはギャンブルは危険極まりない。ってことです。
ギャンブルを規制しても意味なし
よく言われるのが、パチンコよりも競艇は危険だとか、カジノは大金を失うから危ない。とかギャンブルの種類によって安全性の基準が存在するようなことが囁かれています。「危ないから手を出さないようにしましょう」なんてことも公的に啓蒙したりします。
でもよくよく考えてみると、どんな種類のギャンブルも同じギャンブルです。どのギャンブルが危険かは一概には言えません。
そしてギャンブルが危険な存在になるかは、結局は “本人次第” なんですよね。
危ないから駄目だ!危険だから手を出すな!って一律に規制したところで、そもそもギャンブルを世界中から無くすことは出来ず、やろうと思えばいつでもどこに居ようと出来ます。
規制するよりも、ギャンブルの正しい立ち回り方だったり、負けている時の振る舞いだったり、そっちの方が大事ですよね?
では具体的に、最も危険性が高まる “ギャンブルで負けている時” にどうすればいいのか?詳しく解説していきます。
ギャンブルで負けている時に、あなたがやるべきこと
ギャンブルで負けている時にどのような行動をするのかであなたの人生は180度変わってしまう。と言っても過言ではありません。
ギャンブルで敗北を認めることができない人
そのまま取り返そうと投資を増やせば負ける確率はさらに高まりますし、軍資金が足りなくなり借金をして、それでも足りなければ犯罪にまで手を伸ばすこともあります。
逆に、負けている時にグッと堪えてスパっとやめることが出来れば、また次にギャンブルをやる時は勝てるかもしれません。勝てないまでも、無駄な投資は確実に抑えることが出来ます。
ただ多くの人はお金をギャンブルで無くして、そのまま「はい、負けました」と素直に認められる人なんていません。“絶対に”取り戻してやる!と反対に意気込むことでしょう。
そんな強がりや威勢はギャンブルの前では無意味です。変なプライドなんて持たないでくださいね。
ギャンブルで一発逆転を狙うのはハイリスク、ローリターン
もちろんギャンブルで負けていても取り戻せることは当然あります。ありとあらゆる可能性に掛けて逆転することだってあります。
しかし多くのケースで負けがほぼ確定した状況で逆転を狙うのはリスクを伴います。
例えば、サッカーで言うと、3-0で負けている状況。とにかく点数を取らなければいけない状況では攻めることを第一に考えます。
フォワード(攻撃)の人数を増やすことで点数を入れる確率を上げていきますが、その分バック(守備)が手薄になります。
逆に点数を入れられ点差が開くリスクを抱えながらも攻めて点数を入れることだけに集中していきます。攻撃の要になる選手をどんどん入れていきます。
そうすることで、逆転する可能性を高めていくのです。
ただこれはスポーツの世界です。ギャンブルの世界ではこれは一番やってはいけないやり方です。
元々ギャンブルはリスクのあるものなので、逆転を狙って可能性の低いことをやっていればもう手の打ちようがなくなります。
ギャンブルではリスクマネージメントが必須で、出来るだけ危ない橋は渡らないこと。っていうのが重要になってきます。つまり、“負けた” と思ったら素直に降参することが大切なのです。
ギャンブルで大負けする時のお決まりパターン
それでは “負けた” 時というのはどんな時なのでしょうか?
自分が設定した投資の上限に達した時です。
例えば予め投資額3万円と決めたら、それに達した時点で負けを認めるということです。
ギャンブルでは運の要素があるため、運がない時はとことんついていません。逆についてる時はとことんついてます。
もし勝負を仕掛けるとするなら、運も味方してくれている時にやるのが本来のギャンブラーです。決して一発逆転を狙うのがカッコいい!なんて思わないでくださいね。
ギャンブルで負けていて何とか逆転したい!と思った時の対処方法3選
長年なんらかのギャンブルをやっていれば、負ける時のパターンはある程度理解しているはずです。
「今日は負けるな…」って感じたら早目に撤退するようにしていきましょう。
ただ失ったお金が惜しくなるのも事実。なんとか取り戻したいと思う気持ちは痛いほどわかります。
では具体的にこの気持ちにどのように対処すればいいのでしょうか?
対処法①ギャンブルから一旦離れ気持ちを落ち着かせる。休憩する
まずは取り戻したい衝動をどうやって抑えるのか?
ズバリ “時間” が解決してくれます。
人間の怒りの感情は長くても2時間と言われています。この時間を過ぎれば冷静になれるため、一旦ギャンブル場から離れます。なんとも言えない空白の時間ですね…。
2時間と言えば、時給1,000円のアルバイトで言えば2,000円ですよ2,000円。でもギャンブラーにとっては苦痛の2時間です。
まずギャンブルというしがらみから徹底的に離れることが大切です。少しでも隙を見せれば悪魔の囁きが待ち受けてます…“おい!早く取り戻さないと!”ってね。
どんな葛藤があろうとも、無駄な時間と言われようとも、なんとか2時間耐え忍んでください。そうすれば取り戻したい衝動から解放されます。映画館に駆け込むってもありですよ。
対処法②悔しい気持ちをギャンブル以外に向ける
これであなたはなんとか魔の手から逃げ切れました。しかし、脳が冷静さを取り戻したところに待ち受けているのが非情な現実です。
数千円ならまだいいのですが、短時間に数万円やられたあとはメンタルもやはり弱りきっています。若き日の初恋が叶わなかったように…。
一旦冷静になっても非情な現実を目の当たりにすると、そこから逃げ出したくなり、またお金を取り戻したい衝動が襲ってくる人もいます。
ここで重要になってくるのが、ギャンブル以外の趣味などです。ギャンブル以外何もやってない!って人はこちらの記事を参考に今すぐ初めてみてくださいね↓↓
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ギャンブル以外、他にやることがある人とない人ではギャンブルをやりたくなる、お金を取り戻したくなる衝撃に大きな差が生まれます。当然、ギャンブルだけやっている人はぶり返しやすくなります。
日頃からギャンブルをやっている人はお金もそんなにないと思うので、出来るだけお金のかからないものを選んでやってみるといいですよ。
対処法③すぐやめられるギャンブルを選んで遊ぶ
それでもギャンブルをやりたくなった時は、出来るだけ負けても止めやすい(撤退しやすい)ものを選んで遊んでいきましょう。
具体的には競馬や競艇など、競馬場や競艇場に足を運んで、特定のレースだけをやって帰るのがかなりおすすめです。
オンラインでやってしまうと依存度の高い人は止めることができなくなります。
オンラインでの競馬や競艇などは、ちょっとした空いた時間に遊べるメリットはありますが、ハマりやすい人は控えておいた方が無難です。
まとめ
“ギャンブルは負けている時が一番危険” というお話をしました。これはかなりの人が当てはまることです。
なんとか取り戻したい!って思うのが人間の心理であり、人間は失うことにとても恐怖を覚えます。しかもお金となると現実的に様々な弊害が生じてきます。
ギャンブルばかりやってしまい止めれない依存問題も生活に支障をきたしてしまうから問題になっているのです。勝てている人は何ら問題ないのです。
ギャンブルで負けている時に早く取り戻したい衝動にかられる人は、結論を言うと、“自分にあった他に有意義なことを見つけること” が大切になってきます。
最初は自分でも何が向いているのか分からないと思います。まずは何でもいいのでギャンブル以外のことを始めてみてくださいね。