いつもはどんなにしわくちゃだろうと、折り目が付いていようと、気にも留めないお札ですが、ある日突然、新札(ピン札)が必要な時が訪れます…。
そうなんです。突然必要に迫られるのがお祝い事の祝儀(しゅうぎ)ですね…。
結婚式に招待されて、仕事を休む予定の段取りは済ませても、忘れがちなのが新札への両替です。
「ヤバい…新札なんて準備していないんだけど…」と当日焦っても、後の祭り…。家族や知り合いに片っ端から連絡してみるも新札が手に入らない…。
そんな時に役立つ、“無料で古いお札を新札にする方法”をご紹介します。
お祝いの日には、もらう相手が晴れやかな気持ちになってもらえるように新札を用意するのがマナーというものです。
決してクチャクチャなお札を包むことのないように…(;'∀')
Contents
【無料で新札にする方法その①】銀行、郵便局・ゆうちょ銀行で両替する
新札が必要だと分かっていて、ある程度の時間的余裕がある人は、ぜひ銀行や郵便局を利用して両替していきましょう。
普段あまり銀行や郵便局に行かない人は、早目の時間帯に行って、行員さんや局員さんに尋ねると親切に教えてもらえますよ!
銀行、信用金庫、郵便局ではほぼ確実に新札が手に入る
銀行と郵便局ではちょっとした違いがあるため、分けて解説していきますね。
銀行では多くの新札を入手できる
銀行や信用金庫などは両替を業務にしているため、新札に交換依頼することが出来ます。
備え付けの両替機はもちろん、窓口でも両替することが可能で、ある程度多くの新札を入手したい場合にも対応してくれます。
郵便局では新札の取り扱いは少ない
一方、郵便局、ゆうちょ銀行では両替業務は行っていませんが、ATMを利用したり、事前に電話で問い合わせることで窓口で新札を用意してくれることもあります。
銀行と比べると取り扱っている新札の数は少ないですが、数十枚程度ならほぼ確実に入手できます。
無料で両替できるが規定枚数を超えると手数料がかかる
数十年前は銀行でも無料で両替はやってくれることも多かったのですが、現在は完全に無料とまではいきません。
銀行に限らず、色んなお店でも両替は断られることも多くなりましたよね…。
銀行で両替する場合の手数料
銀行や信用金庫は両替も規定の業務に含まれています。
そして、両替を業務にできるということは、手数料を取ることが出来るということです。
銀行の場合、規定枚数までは無料だったり、当該銀行口座を持っている人だけが無料だったり細かな規定があり、各銀行で違いがあります。
もし両替が必要な場合は、口座を開設している銀行を利用するようにすると、両替手数料の節約になりますよ。
10枚ほどの両替であれば無料で対応してくれる銀行は多いですが、それ以上になると、500円程度の手数料が発生します。
塵も積もれば…って感じて、何度も両替していると手数料の重みを感じてしまいますよね…。
郵便局で両替する場合の手数料
郵便局や、ゆうちょ銀行はそもそも両替は業務に含まれていません。つまり、両替手数料を取ることが出来ないのです。
2020年以前は、外貨両替は業務として行っていましたが、マネーロンダリング防止の観点から現在では取り扱い中止になっています。
両替業務は基本的に郵便局の仕事ではありませんが、郵便局によってはサービスで両替をしてもらえることもあります。数枚程度なら問題なく新札に両替してもらえますよ。
また、郵便局では、自分の口座からお金を引き出すことで、結果的に両替と同じ効果を生み出すことが出来ます。
銀行や郵便局は営業時間が決まっている
金融機関の金融窓口の営業時間は、銀行が9:00~15:00まで。郵便局が9:00~16:00まで。いづれも平日のみです。
ATMであれば21時頃までやっている所もありますが、基本的に深夜の利用は出来ません。
そうなると、平日に仕事が忙しい人や、夜遅くまで仕事をしている人にとっては、とても不便ですよね…。
そこでおすすめなのが、コンビニATMの利用です。
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【無料で新札にする方法その②】コンビニのATMで両替する
コンビニのATMは、24時間フル稼働してます。(※メンテナンスの時間帯は除く)
コンビニ提携の銀行カードがあれば、時間帯によっては出金が無料になる為、とても利便性に優れています。
もしあなたが、銀行口座を持っていないのであれば、セブン銀行やローソン銀行の口座を作ることをおすすめします。
セブンイレブンやローソンは、さすがに大手とあって、全国どこへ行っても見つかりますからね(笑)
ではコンビニATMで、どうやって古いお札を新札、ピン札に変えていくのでしょうか?
24時間営業のコンビニATMでお札を引き出して新札を探す
コンビニATMでは基本的に、両替という項目はありません。
その代わり、口座に入っているお金を引き出すことで、両替と同じ効果を発揮してくれます。
例えば口座に入っている10万円を引き出せば、1万円札が10枚出てきますね。その中から新札を探していきます。
意外に思われるかもしれませんが、コンビニATMは意外と高確率で新札が見つかることも多いです。
実践で試した結果、10枚引き出すと1~2枚は新しいお札が出てきてくれていました。
つまり、1割くらいの確率で新札、ピン札が入手できる!ってことです。
新札が数枚必要な場合は、十分コンビニだけで入手できるので、銀行や郵便局に行く暇がない人は、ぜひやってみてくださいね!
ただ、中々新札が出てことないことももちろんあります。少しだけ新札を引き出すコツがあります。
コンビニATMで新札を探すコツ
ATMでお札が中々出てこないからと、預金と出金を何度繰り返しても中々新札は出てきません。出てこない仕組みになっています。
何度か試しましたが、どうやら預金するために入れたお札がそのまま出金されている模様…。
おそらくATMで預かったお金の保管庫と、出金される保管庫は同一になっているようです…同じATMでは預金と引き出しを繰り返すことはやらない方が無難です。
なるべく高確率で新札を入手するには、複数のコンビニを利用すると見つかりやすくなります。
これはぜひ試してみてくださいね!
【無料で新札にする方法その③】ホテルのフロントで新札と交換してもらう
次にご紹介する方法は、結婚式場やホテルのフロントでの新札、ピン札の入手方法です。
式場やホテルの規模にもよりますが、聞いてみる価値はありますよ。
ホテルや結婚式場では新札を用意している所がある
ホテル側は新札を必ず用意しなくてはいけない義務はもちろんありませんが、サービスの一環として用意している所も多いのです。
ただし、数には限りがあり、場合によっては手数料がかかることもあります。式場、ホテル側も銀行等で手数料を払って両替しているからです。
忙しくしているホテルの人に気を遣ってしまうかもしれませんが、新札があればラッキー!くらいの気持ちで聞いてみるのはありですよ。
最後は、あまりおすすめはしませんが、強制的に新札にしてしまう裏技です(笑)
【無料で新札にする方法その③】アイロンでお札のしわを伸ばす(やる際は要注意!)
自宅にアイロンがあれば、古いお札を新札にすることも可能です。
本当に新札に生まれ変わるのでしょうか?
アイロンを使うと破れたり燃えたりする恐れあり
やり方はとてもシンプルですが、繊細な技術が必要です(笑)
お札を霧吹きなどで少し湿らせて、あて布をお札の上に乗せ、アイロンがけするだけです。
最初から思いっ切りアイロンがけはせず、お札の状態を確認しながらちょっとづつ仕上げていく感覚です。
一度やってみたのですが、僕は上手くいきませんでした…余計にクチャクチャになってしまいました( ノД`)…お札が燃えてしまうことも…。
もしやる場合はお金が無くなる覚悟でやってくださいね(;'∀')
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新札・ピン札にする方法まとめ
古いお札を新札、ピン札にする方法は色々ありますが、一番手堅いのは銀行、郵便局を利用することです。
特に銀行では両替を商いにしているため、確実に新札を入手することが出来ます。
ただ、金融機関の窓口やATMは営業時間が決まっているため、突然必要に迫られた時には利用するのは不可能です。
そんな時におすすめなのが、コンビニのATMで新札を探すことです。
コンビニであれば24時間ATMは稼働しているし、知らない土地に行っても、コンビニならすぐに見つかりますからね。
急に新札が必要になっても慌てないように、普段から新札を保管しておくといいですよ。
新札を保管している人は、お金を大事にしている人です。そんな人にはお金が寄ってきます。良いこと尽くめです。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました<(_ _)>