厚生労働省の統計によると、令和の生活保護者は約200万人とも言われています。今後益々増えることが予想される生活保護受給者。
そして、その生活保護受給者とパチンコは切っても切れない大きな問題として度々取り上げられています。
なぜ彼らはそんなにもギャンブルをやり続けるのでしょうか?そこには普通の人では到底理解できない闇が存在します。
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生活保護受給者がパチンコをする理由が悲し過ぎる…
働きたくても働けない、生活に困窮する人の最後の砦が “生活保護” です。
しかし、生活保護費の元をたどれば全て税金でまかなわれています。にもかかわらず、その受給したお金をパチンコに使う人が後を絶ちません。
せっかく貰ったお金を、なぜギャンブルに費やすのか?あなたがこの理由を知った時、とても悲しい気持ちになることでしょう…。
理由① 生活保護だけでは満足な生活が出来ない
簡単に言えば、生活保護費は憲法が定める “最低限の生活” を保護する為に支給されるものです。
そのため、裕福な生活が出来るほどお金をもらえる訳ではなく、あくまで “何とか生活できるレベル” のお金が支給されるだけです。
生活保護ってどれくらいもらえるの?ってことで、以下の金額をご覧ください。
単身者 | 10万~13万 |
夫婦2人 | 15万~18万 |
母子家庭 | 19万 |
4人家族 | 30万 |
働くことなくこれだけもらえるなら良いだろう!って考えもありますが、本当に贅沢が出来ないほんの僅かな支給額です。
もちろんこの現金支給以外にも、各種割引や控除もあり実際の現金相当額はもっと多くなります。それでも少ないことには変わりありません。
何より、いつまで続くか分からない不安定な環境は彼らの心を否応なしに蝕(むしば)んでいきます。
そんな生活を一時的にでも変えてくれるのが、パチンコというギャンブルの存在です。
理由② やることがなく暇な時間はいくらでもある
働いている人から見れば生活保護で生活している人が羨ましく思えることもありますね。
でも生活保護受給者は、長期間働かず家に閉じこもってばかりいると、いづれ精神が病んでいきます。だからなるべく外出しようとすることは大切なことです。
ただ、単に食料を買いに近くのスーパーに行くだけでは、正直時間が余って仕方ありません。
かと言って、ジョギングをしたり、読書をするなどのモチベーションは湧いてきません。より刺激的なことへ足が向かいます。
パチンコは時間を潰すには最適で、しかもお金儲けができる場所です。生活保護支給日の1日~5日には生活保護受給者でパチンコ店は溢れ返っています。
「パチンコはオワコンだ!」と言われていますが、それでも生活保護で暮らしている人にとっては無くてはならない場所なのです。
理由③ 生活保護受給者は常に悪の根源に狙われている
条件さえ満たし続けていれば、生活保護費は生活困窮者に一生涯、支給され続けます。
正社員で働き続けている人よりよっぽど生活保護受給者の方が安定しているとも言えますね。
そうなると、そのお金目当てに働きかける悪の根源も当然出てきます。その一つがパチンコ店で、今やパチンコの経営難を支えているのが生活保護受給者と言っても過言ではありません。
決して一般ユーザーよりも大きなお金を落としてはくれませんが、少額でも毎月一定額を使ってくれる被生活保護者はパチンコ店にとっては上客なのです。
社会的な地位は無くとも、お金を確実に使ってくれることから、パチンコ店ではもてはやされる。そういったことも彼らがパチンコをする理由の一つになっています。
理由④ 将来の不安から解放されたい
生活保護で暮らしている人は、様々な理由から働くことが困難になった人たちです。当然、毎日毎日、将来の不安を抱えながら生きています。
しかし生きていくためには、その不安を少しでも緩和する必要があり、そのための方法の一つがパチンコです。
パチンコをしていると一時でも将来のことを考えずに済みます。あの独特の雰囲気に身を任せるだけで忘れることが出来るのです。
これはパチンコ依存者にも共通してることですが、パチンコが止められない一つの要因にもなっています。
不安を払拭するには、その根本原因を取り除いてあげなければならず、依存問題を解決するのが難しい要因がそこにはあります。
生活保護受給者の多くはパチンコ依存者の一人であることは確かな事実です。
理由⑤ 親、兄弟、親戚、友人と疎遠になっている
パチンコばかり打っている人の多くは、周囲と上手くいかず、友人関係も広くなく、孤独感を感じている人ばかりです。
特に生活保護受給者は、親、兄弟、友人と疎遠になっていて、普通に働いている人よりも孤独を感じています。
まだ働いていれば少なくとも職場の人との交流はありますが、全く働いていない生活保護費で暮らしている人は、まず人と話すことが極端に少ないのです。
孤独を感じている人が多いパチンコ店で同じ行動(遊技)をするだけで、何か心が落ち着いてくる。そういう空間を提供しているのがパチンコ店です。
生活保護利用者が利用しないわけありませんね…。
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理由⑥ お金を稼ぐ手段を知らない
生活保護受給者は、労働することが困難な人です。働かなければお金が入ってこない。お金が無ければ生きていけません。
しかし、収入を得るのは何も労働を提供するだけではありません。インターネットの発達により、情報販売ビジネスの救世主 のような権利的な収入を得る方法だって今はあります。
スマホを使って色々調べることだって出来ます。でも周囲との交流の少ない彼らは知らず知らずのうちに情報弱者に陥ります。
現代社会は新しい情報が次々と生まれては消え、書き換えられていくため、情報に疎い人はどんどん取り残されていきます。
そうなると単純に、“パチンコで稼ぐ” と言った一辺倒の考えに陥りがちです。「この生活困窮から抜け出すにはパチンコで稼ぐしかない!」となってくると、パチンコを打たずにはいられなくなるのです。
格差社会って本当に悲しくなりますね…。
理由⑦ 生きている意味を見出せない
人間誰しも生きる意味を探しながら一生懸命に今を生きています。
「何の為に生きているのか分からない…」ってなった時、人は将来に絶望し、自ら終焉を選択する人もいます。それだけ生きる意味を見出すことは生きる上で不可欠なことです。
生活保護費で生活している人は、最低限の衣食住は保証されていても、生きる意味を見つけている人は決して多くはありません。周囲から非難、中傷を受けながら1日1日を生活していくのがやっとの状態です。
そんな時にギャンブルの存在を知ったらどうなると思いますか?
ギャンブルも生きる意味になり得ます。「パチンコをしている時が一番幸せ♪」ってことになれば生きていくモチベーションにも繋がります。
しかし、ギャンブルは表裏一体のもの。勝てば天国、負ければ地獄。本当の意味ではパチンコを生きる意味にするのは難しいのです。
本当は生活保護受給者もそのことを薄々気付いているはずです。でもそれを認めてしまえば全てが終わってしまう…。それが怖い…。だからパチンコを打ち続けるしかないのです。
ただ、働かずにお金がもらえて、それでパチンコを楽しんでいる。ってなると、周囲から標的にされます。傍から見ると弱いものイジメと見える事案が各地で起こっています。その一つをご紹介します。
パチンコで生活保護を一部停止!? 生活保護受給者がギャンブルをするのは違法か?合法か?
生活保護費をパチンコで使うことには賛否両論、色んな意見があります。
そんな中、大分県別府市で2015年、生活保護受給を停止する処分が下されました。
別府市職員が市内のパチンコ店や競輪場を調査し、そこにいた生活保護受給者数十名に指導、勧告を行い、そのうち9名に生活保護を1~2か月停止したのです。
確かに生活保護法27条にこう記されています。
保護の実施機関は、被保護者に対して、生活の維持、向上その他保護の目的達成に必要な指導又は指示をすることができる。
また、同法62条には法的強制力も記述されています。
被保護者は、保護の実施機関が……被保護者に対し、必要な指導又は指示をしたときは、これに従わなければならない……保護の変更、停止又は廃止をすることができる。
このように法的根拠に基づき生活保護を中断したと同市は言っていますが、その後、国と県からその処分は不適切であると指導を受け同市は生活保護停止処分を取りやめています。
パチンコ依存に陥ると、それこそ生活の足しにするお金の大部分がパチンコで使われることになります。
それを防ぐ為の事前措置としての指導は絶対に必要なことです。
しかし、生活保護を停止させられることで生活できなくさせるのは、少し行き過ぎた処分であると指摘されるのは当然のことですね。週ごとに支給にしたり、減額するなど他にもやり方はあったはずですから。
生活保護を受けている人がギャンブルをすることは現在の法律では違法とされてはいません。つまり、合法です。支給されたお金をどんなことに使っても問題はないのです。
ただ、ギャンブルばかりしている生活保護受給者は支給を停止されても仕方ない部分はあります。支給停止も最終的には本人のためでもあるからです。自業自得だけでは済まない問題ですね。
解雇、リストラ、賃金カット、雇い止め、倒産…あなたも生活保護受給者予備軍です
会社に属し、毎月一定の給与をもらって不自由なく暮らしているあなたも、いつ何時、解雇やリストラに遭うか分かりません。
冒頭から、生活保護受給者を “彼ら” と呼び、全くあなたと違った世界の人間であるかのような感覚にさせてしまったことをお詫びします。
突然あなたも今日から “彼ら” になり得る。ってことを自覚しておいた方が身の為です。
恐ろしいくらいに不景気な世の中です。
企業も生き残りをかけ、整理解雇したり、雇い止めをしたりと、必死になって会社を守ろうとします。
その影響は労働者個人に襲い掛かり、突然職を失うことだって珍しいことではありません。
突然、職を失い、家を失い、家族を失い、ホームレスになるかも
年齢的にまだ再就職が出来る世代であれば、やる気さえ起こせば、なんとか仕事を探して生活することは十分可能です。
でも、30代、40代、50代、60代ではそう簡単には条件の良い職に就くことは出来ません。
需要のある専門職をやっていたのならまだ再就職できる可能性はありますが、特に何の取り柄もないような人はまず無理です。
「今からでも手に職を付けて…」なんて悠長なことを言ってられるほど余裕はありません。
焦れば焦るほど見つからないのが仕事なんですよね…。
仕事をしたい気持ちはあっても、仕事が見つからず、辿り着くのがホームレス…そんな実態が全国各地で急増しています。
あなたもホームレスになる覚悟だけは常に持ちながら自分の将来を真剣に考えてくださいね。「パチンコなんてもってのほか…」ってことを自覚するだけでも十分価値はあります。
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まとめ
生活保護を利用している人がギャンブルをする理由は、一言で言えば “闇を抱えている” からです。
不正に受給している人も中にはいるかもしれませんが、多くの生活保護受給者は働きたくても働けない、社会から隔離された存在だからギャンブルをしてしまうのです。
そして、一度生活保護を受けると中々抜け出せなくなるのは本人が一番分かっています。でもそうするしか生きる手段がなかったのです。
そんな苦しい状況の中で必死で生きる意味を見出そうと自分の出来る範囲でがむしゃらに頑張っています。「なんとか今の生活を変えないと…」って。
パチンコに生きる意味を見出すことを否定するつもりはありませんが、もっと視野を拡げて他の世界に思い切って飛び込んで欲しい。これは僕の本音です。
そして、あなたも “彼ら” にいつなってもおかしくはないのです。決して生活保護受給者が特別な存在ではありませんからね。
ギャンブルに使えるお金があるなら自分のために少しだけ投資する。これが出来ると徐々に未来は開けてきます。
決してギャンブルでは今の生活から抜け出せない。このことを強く認識してくださいね。
一人でも多くの “困窮者” が今の生活を自ら力で変えることを望みます。あなたを必要としている誰かが必ずいることを忘れないでください。
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