ゲームセンターと言えば、クレーンゲーム(ユーフォーキャッチャー)ですよね?
自分の欲しい商品があった日には必死になってお金を惜しみなく使う…。景品が取れた瞬間の気持ちよさと言ったら、何とも言えない感覚です。「何度も味わいたい…」とさえ思ってしまいます。
しかし、クレーンゲームの怖いところはこんなものではないのです。
クレーンゲーム依存症になると、どんな症状が起こると思いますか?依存にならない為に何が必要なのでしょうか?
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Contents
クレーンゲーム依存症はどんな症状を発症するのか?
クレーンゲーム依存症は一種の病気で、自分の意志だけではコントロールが困難です。
発症のきっかけは様々ですが、最初はただの遊びとしてのゲームです。次に、欲しい景品があるから取りたかったり、他の人が景品を取れているのが羨ましかったりします。
しかしそれがいつしか、“遊びを超えた遊び” に変化していくのです。
「もう景品なんてどうでもいい。とにかく取れれば何でもいい…」
そうなってくるのがこのクレーンゲーム依存の一番厄介なところ、特徴なのです。
僕も一つの景品を取るために、大金を突っ込んで、何度も店員さんを呼んでは初期位置に戻してもらったり…最後は「だいぶ使われているようなので(汗)」と、120%取れる位置に置いてくれました…。
「ゴトンッ」という音が堪らない…ゴトン病
クレーンゲーム依存症(ユーフォーキャッチャー依存症)は別名、“ゴトン病” とも言われています。
ゴトン病とは、クレーンゲームなどのゲームで、景品の獲得よりも、景品を獲得した瞬間の快感を追い求めてしまう中毒状態のこと。
シューター穴に落ちた瞬間に「ゴトンッ」と音がすることからその名が付けられました。
パチンコ、パチスロの確定音などと同じような作用があります。
ゴトン病を発症してしまうと、景品なんてどうでもよくなります。「景品が取れた時の高揚感、達成感を味わいたい!」ほとんどの依存者はそういう思考回路です。
家に持ち帰った景品を見ると、ほとんどは開封せずに置きっぱなし…そういう人も多いかもしれませんね。人によってはその景品を転売して換金する人もいます。
しかし、そのお金も結局はクレーンゲームで使うという…悪循環が繰り返されていくのです。
オンラインクレーンゲームは底なし⁉危険⁉
ハマっている人なら、クレーンゲーム1回あたり5~6万円使うこともざらで、月に数十万円浪費する人も…。お小遣いの範囲で現金を使って遊ぶ分には、まだましな方です。
特に注意しなければいけないのが >オンラインのクレーンゲームです。
通常オンラインでは、クレジットカード決済・後払いでゲームが楽しめます。それによって何が起きるかと言うと、中毒者ならカードの限度額いっぱいまで使ってしまいます。
あとからの高額な請求を見た時に我に返り、自分の愚かさに気付くのです…(T・T)
「こんな景品を取って何になる?」
傍から見ると理解し難いこの行動は、クレーンゲーム依存症の典型的な症状なのです。
欲しくもない景品が家中に溢れていませんか?もしそういう状態であれば、今後さらに症状は悪化していきますよ。
これはあなたが悪いのではなく、人間本来の本能とも言うべきものなのです。
確かにクレーンゲームは楽しいし、オンラインクレーンゲームは手軽にいつでもやれて商品のラインナップも豊富なので、さらに楽しめますよね…。
だからこそ、自分を抑えることが出来ない人には危険なんです。
クレーンゲームもギャンブルも、目的は同じです
クレーンゲーム依存に似た病気が他にもあります。
“ギャンブル依存” です。
一見するとクレーンゲームとギャンブルは似ていないようで突き詰めるとよく似ています。両者ともに依存レベルになると、同じ目的で行動します。
“達成感や幸福感”を得るのが目的になっていきます。「いつまでも」そして、「何度でも」その感覚を味わいたいと強く切望します。
そしてゲームをするのが日常化してくると、そこが自分の唯一の居場所だと感じるようにもなります。
ただし、その場所にずっといることはあなたにとって決して良いことではありません。なぜなら、金銭的に追い詰められていくからです。
- 貯金200万円が数か月で無くなった…
- 借金してまでゲームに没頭した…
- 嘘を付いてゲームセンターに行った…
これらの行動はクレーンゲーム依存にもギャンブル依存にも見られる症状です。
「ギャンブルは一切しない、やっているのはクレーンゲームですよ」だから大丈夫!って思うのはとても浅はかで危険なことです。
クレーンゲーム依存の人は、いつギャンブルにハマってもおかしくはない。そういった状況なのです。逆に言えばギャンブル依存者であれば、容易にクレーンゲームにハマっていきます。中には2つ同時に依存してしまうケースもあります。
現在どちらかに依存している人は、本当に注意してくださいね。身を亡ぼす危険性が極めて高い状態です。
当然スマホゲームでも同じような危険性が指摘されています。
ではどのように対策すればいいのか?そもそも対策はあるのでしょうか?
クレーンゲーム依存にならない為の5つの対策
どうやってクレーンゲーム依存に対処していくのか?
ここでは5つの対策をご紹介します。
- お財布には大金を入れない
- ゲームセンターに近寄らない
- ゲームセンターではコインゲームをする
- 欲しい商品は注文する
- クレーンゲームの動画は観ない
1.お財布には大金を入れない
現在のゲームセンターのメインは、クレーンゲームです。
なぜ多くのゲームセンターで、クレーンゲームコーナーが多いと思いますか?それはお店側が儲かるからです。売上が上がるからです。それだけお客がお金を落としてくれるのがクレーンゲームなのです。
なのでお財布には必要以上にお金を入れないようにしてくださいね。必ずこうなります。「思ったよりもお金を使い過ぎた…」
クレーンゲームの種類は大きく分けると2種類で、一つは “テクニックで取るタイプ(テクニック機)” と、もう一つは “確率機” です。
テクニック機
テクニックで取るタイプは、アームの強さや、爪の角度などの調整はあるにせよ、ほぼ一定の調整になっていて、取り方次第では少額でも景品は取れます。
確率機
確率機とは、アームの強さがある一定の回数をこなさないと強くならず、5万円、6万円とお金を突っ込まないと絶対に取れないようになっています。
確率機に関しては、悪質なゲームセンターになると、いくら投資しても取れないゲームもあります。数回やってみて諦めることが出来る人なら、確率機をやってみてもいいでしょう。
しかし、多くの人は諦めることが出来ないのです。
「いくらかかっても絶対に取ってやる!」
そういう人は大金を失っていきます。そうならない為にも、お財布には使っても良いお金だけ入れるようにしておいてくださいね。
そうじゃないと必ず痛い目にあいますよ。
2.ゲームセンターに近寄らない
一番の対策は、ゲームセンターに一切近寄らないことです。
行かなければゲームは出来ませんし、散財することもありませんね。
依存になると、「ゲームセンターに早く行かないと、景品が他の誰かに取られてしまう…」そんなことまで考えてしまいます。
実際にはそんなことはなく、お店も一定の在庫があります。多くの景品を仕入れることで、景品単価を抑えているのです。なので、急いでゲームセンターに行かなくても、景品がすぐに無くなることはありません。
依存っていうのは本当に怖いですね…。
3.ゲームセンターではコインゲームをする
ゲーセンと言えば、最近ではクレーンゲームが主流となってきたと先ほどお話しました。
人気の景品を取り扱っていたり、取りやすく設定しているゲームセンターには、特に販促しなくても人が集まります。それくらいクレーンゲームの需要はあなたの想像以上に高まっています。
そして、クレーンゲームとは対照的なゲームがコインゲームです。最近ではかなりコインゲームのスペースは縮小されてきましたが、しかし未だに健在です。
どうしてもクレーンゲームをやりたくなったら、このコインゲームで遊ぶのも一つの強力な依存対策</bになります。
なぜなら、格段にコインゲームの方がお金の浪費スピードが遅く、クレーンゲームと比べて長時間遊べるからです。しかもコインを大量にゲットしたとしても、換金はできないため依存性は極めて低いのです。
僕もコインゲームを時々することが今でもありますが、大量のコインをゲット出来た時は遊んでいる人にあげることにしてます(笑)
4.欲しい商品は注文する
お金が安いか高いかで言うと、クレーンゲームで扱っている景品は安価なものが多いです。
景品単価はだいたい600円~800円です。その安い景品を必死こいて数千円、数万円入れて取るのは馬鹿げています。
とは言え、一度やり始めたら、これが止められないんですよね…。
本当に自分が欲しい景品がある人は、転売商品を買う方が安あがりです。例え人気商品だったとしても、価格は時間とともに下がっていきます。お店の仕入れ単価の2倍以下にほとんどの景品は落ち着いてくるのです。フリーマーケットのメルカリやヤフオクなど見ると、ゲームセンター専用のグッズが溢れています。
クレーンゲームに例え欲しい商品があっても、意気込んでクレーンゲームはしないでくださいね。どう考えてもゲームセンターで景品を取るよりもフリマで購入した方が安いのは明らかです。
5.クレーンゲームの動画は観ない
この中で一番注意して欲しいのが、クレーンゲームの動画です。
ユーチューブなどで多くのクレーンゲームの実践動画が日常的にアップされていますよね?
中々景品が取れない悲惨な光景や景品を取る高度なテクニックを披露する動画など、実に様々なものがあります。
特に簡単には取れない難易度の高いゲームをテクニックで取る動画は需要があります。再生回数をかなり稼いでいて、クレーンゲームの人気ぶりがうかがえますね。
逆に言うと、それだけクレーンゲーム依存の人が多いとも言えます。
動画を見ることで、クレーンゲームをやる大きな引き金に十分なり得るのです。確かに動画を見るのは楽しいのですが、ついつい自分でも実践して試したくなりますよね?
いつでも見れる動画には注意してください。
「やっぱり景品取るの難しい」って強く意識出来れば違ってくるんですけどね…。
こちらの動画のような企画が増えれば少しは違ってくるかもしれません…。本当に素晴らしい企画です!
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まとめ
ここではクレーンゲーム依存の怖さや依存対策をご紹介しましたが、ギャンブル依存の対策も同じようなことが言えます。
どうしてもやりたい衝動にかられたら、即効性のあるギャンブル対処方法 を試してみてくださいね。